平成30年度「こころのサポート地域理解セミナー」を開催しました。

2018年10月13日   だれでも つながる

10月13日(土)に「こころのサポート地域理解セミナー」を開催しました。
参加者は8名でワークも含め熱心にお話を聴いていただきました。
今年度のテーマは「ひきこもりの背後にあるメンタルヘルスの課題(発達障害、不安症、強迫、うつ … )にしっかり向き合ってみませんか?」
今回は講師に澤月子先生(元 京都市発達障害支援センター 副センター長)をお迎えし「TEACCHの視点からのライフスキル支援」についてお話し頂きました。
ひきこもり支援においては就労、ソーシャルスキル、心理ケアが優先され、ライフスキルが見逃されていることが回復を遅らす一因ではないか?との指摘が印象的でした。
知的に遅れのない自閉症スペクトラムの方の社会参加支援の重要なポイントだと思います。
発達障害に限らず、社会参加に困難を抱える若者の二次障害の予防としての基礎は「生活習慣を整える(ライフスキル支援)」です。そして、支援を「今できていること」「援助があればできそうなこと」「今は難しいこと」の確認(アセスメント)から始めることが「自立(今より楽になる)」への確かな道筋といえます。

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