将来設計支援業務

「将来設計支援業務」では専門家と共に現実に向き合うことで「将来への道筋」をたてていきます。

ひきこもり状態の当事者・家族の抱える課題を明確にし、生活困窮予防および回復への意欲喚起をねらいとした、無料セミナー・個別相談会を実施します。

京都府をはじめ様々な地域で行われた実態調査によりひきこもりの長期化・家族の高齢化があきらかになり、ひきこもりは「若者」だけの問題でなく「8050問題」として社会全体の課題として注目されるようになりました。多くのご家族が将来に不安を抱きながら孤立し、先行きの見えない現実から目を背けがちとなり、悪循環に陥ってしまうケースが多々報告されてます。
「将来設計支援業務」では、そのようなご家族の課題を個別に整理し、将来への道筋を可視化することにより、将来の不安を軽減し、生活困窮予防・回復への意欲喚起につなぐことを目的としています。

2018年度の成果

■ 無料ライフプランセミナー(府内6カ所)
連日35度を超える猛暑や相次ぐ台風襲来の中、セミナーには約160名のご家族、当事者、支援関係の方々が参加してくださいました。アンケート回答には「具体的な内容で気持ちがすっきりした」「来年も参加したい」等の感想がありました。

■ 個別相談会(京都市内2回、福知山市内1回)
セミナー参加者の中から希望者30名を対象に、ファイナンシャル・プランナー、弁護士(成年後見、相続等)、社会保険労務士(障害年金、生活保護)、キャリアコンサルタント(就労、社会参加)が相談内容に応じて対応しています。個別相談ではお話をゆっくりお聞きし、情報提供、アドバイスを行い、更に後日個別プランを作成します。

【コメント】
京都府南部から北部の各会場でお会いしたご家族は本当に熱心にセミナーを聴いておられたのが印象的でしたが、反応に地域差があることも感じました。南部では既にライフプランについて何回かセミナーが開催されていたためか、ご家族はそれぞれの課題を整理され、具体的な項目について積極的な質疑応答で盛り上がりました。北部では「ひきこもりとお金」についてのセミナーが初めてであったのか「どこから手を付ければよいか、何について質問すればよいか」という戸惑い気味の雰囲気を感じました。
個別相談の内容も地域による特色を感じ、「ひきこもりのライフプラン支援」を有効にするには課題の把握・認識のための時間と地域特性の配慮が必要と再確認しました。今後への貴重な改善点としていきたいと思います。
セミナー、相談会終了後も、度々お問い合わせやセミナー予約希望の連絡を頂くことがあります。「今年度はもう終了しました」とお答えしながらも、ライフプラン支援は今後更に必要とされていくと強く感じました。
ファイナンシャルプランナーの方々によると今後注目していくテーマは「家族信託」だそうです。LPWではこのテーマについて学習会を計画しています。今回質問が大変多かった「強迫症状」「自閉症スペクトラム」「社会保障」についても更に相談体制を整えていく予定です。
また、各会場にて当事者の方々のご参加もあり、「当事者によるライフプラン学習会」が自然発生的に始まることになりました。こちらにつきましては、今後、LPWホームページ・会報などにて逐次お伝えしていきます。

詳細は以下専用ホームページをご覧ください!
※本セミナーは京都府の委託事業としてNPO法人若者と家族のライフプランを考える会が実施するものです

将来設計支援業務ホームページ
https://life-plan-support.jimdofree.com/

・外部リンク
[京都府HP] 平成31年度ひきこもり当事者とその家族等の将来設計支援業務
[京都府HP] 平成30年度ひきこもり当事者とその家族等の将来設計支援業務

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